【楽天モバイル】解約する前に少量で運用できる格安SIMを比較する

２０２２年７月に楽天モバイルは、Rakuten Unlimited Ⅶ に変更されます。

なんと楽天モバイルの【目玉】でもあった、データ使用時１GBまでの０円プランも事実上の撤廃です。

今後は０〜３GBまでは、税込み1,078円が月額かかることになります。

これを聞いて多くの楽天モバイル0円運用ユーザーは、他社に乗り換え始めました。

この記事には、楽天モバイルを継続していく人の傾向がわかります。

実は今、NVMOの通信サービス業者も多く、たくさんの魅力的な通信サービスがある。

そして、値段的にも安くなり、これからは通信サービスを選ぶ時代になってきました。

この記事を読むと、通信サービスの強みや弱みを知り、自分のライフスタイルに合ったサービスを知ることができます。

楽天モバイルを解約するべきか？

今回発表された、楽天モバイルの新しいプランは【Rakuten Unlimited Ⅶ 】です。

実際問題として、3GBまで税込1,078円に変わります。

０円運用ができなくなってしまったから解約したほうが良いのか？

楽天モバイルには、魅力があるので継続したほうが良いのか？

継続したほうがオトクな人

楽天回線がバリバリ入るエリアにいる人

楽天回線が入らないことには、高速のデータ通信も、無料の電話アプリも快適に使うことができません。

楽天回線は、プラチナバンドではないので「つながりにくい」とも言われています。

それでもバリバリ楽天回線が入る人は、サービスを満足に使える人です。

たくさんの高速データを使いたい人

大容量データ通信でネット閲覧、動画視聴、SNS、ゲームに、何でもスマホでサクサクしたい人。

家や職場にWi-Fi環境がない人には、楽天モバイルのデータ通信は最強です。

料金を通信サービスごとに比較してみると、大容量の料金がずば抜けて安いことがわかります。

	プラン	高速通信容量	料金
楽天モバイル	Rakuten Unlimited Ⅶ	２０GB／無制限	2,178円／3,278円
Povo	povo１.0	２０GB	2,728円
LINEMO	スマホプラン	２０GB	2,728円
ahamo	ahamo	２０GB／１００GB	2,970円／4,950円
iijmio	２０GBプラン	２０GB	2,000円
mineo	マイピタ２０GB	２０GB	2,178円
LIBMO	２０GBプラン	２０GB／３０GB	1,991円／2,728円
NUROモバイル	NEOプランLIte	２０GB／３５GB	2,090円／2,699円
HISモバイル	自由自在プラン	２０GB／５０GB	2,190円／5,990円
日本通信	２０GBプラン	２０GB	2,178円

電話を多くする人

楽天リンクという専用の電話アプリを使うことで、国内24時間どこでも無料で使うことができる。

他社のかけ放題プランは、平均して1,500円前後が多い。

月額1,078円（３GBまでの金額）を考えると、データ３GBついて国内電話無料は安いです。

楽天ポイントの恩恵を受けている人

な・な・なんと楽天モバイルを継続するとポイントが増えるんです。

楽天経済圏で暮らしている人には、嬉しい限りの特典ですね。

楽天ひかりを契約した人

「1年間楽天ひかりも無料で使えるから」と楽天モバイルと合わせて『楽天ひかり』を契約してしまった人は注意が必要です。

楽天モバイルを解約した時点で、楽天ひかりもキャンペーンの対象から外れます。

キャンペーンを利用してからでも、考えた方が良さそうですね。

解約をしたほうがいい人

楽天回線が入りにくいエリアにいる人

楽天回線の入らない人は、パートナー回線を使うことになります。

パートナー回線の利用は月５GBまでです。

新しいプランでは、追加のチャージ容量が500円／１GB→600円／１GBと金額が上がります。

ネットをあまり利用しない人

1ヶ月でデータを１GBも使わない人は、２GBを余すことになります。

Rakuten Unlimitedは、データの繰り越しができないのでムダになってしまう。

電話をあまりかけない人

通常の電話は２２円／３０秒が一般的です。

通話を１０分した場合、440円になります。

一ヶ月の通話時間が１０分とか、あまり電話をかけない人には使った分だけ払うほうがお得です。

3つの内容が当てはまる人は、解約かMNP乗換をおすすめします。

乗り換えは自分に合った用途で探す

楽天モバイルの場合には、たくさん電話する人、たくさんネットを利用する人は良いでしょう。

そうでない人には、オーバースペックのサービス内容です。

格安SIMの通信サービスも用途に合わせ、さまざまの内容あります。

通信サービスを比較してみて、自分に合った通信サービスを探してみてください。

通信サービスの比較

今回のターゲットは、楽天モバイルを1GB以下で使っていた人向けです。

楽天モバイルの０〜３GBとの比較になるように、通信事業者ごとに１〜３GBまでのプランをまとめてみました。

容量と料金

格安SIMでおなじみの会社を比較してみることにしました。

	プラン	高速通信容量	料金
楽天モバイル	Rakuten Unlimited Ⅶ	３GBまで	1,078円
Povo	povo2.0	０GB	０円
LINEMO	ミニプラン	３GB	990円
日本通信	シンプル290	１GB	290円
iijmio	２GBプラン	２GB	850円
mineo	マイピタ１GB	１GB	1,298円
LIBMO	３GBプラン	３GB	980円
HISモバイル	自由自在プラン１GB	１GB	550円
BIGLOBE	プランS	１GB	1,078円

povoの0円は最強ですが、基本料金0円だと高速通信はできません。

高速通信の最安値は、日本通信の１GBで290円、HISモバイルの550円もなかなか魅力あり。

３GBの場合では、1,000円未満のものが多くあります。

そもそも１GBってどんなことができるのでしょうか？

データチャージと繰り越し

	プラン	データチャージ	データくりこし	低速時の速度
楽天モバイル	Rakuten Unlimited Ⅶ	自動で料金が上がる	なし	なし
Povo	povo2.0	390円/１GB（７日間）	なし	128kbps
LINEMO	ミニプラン	550円/１GB	なし	300kbps
日本通信	シンプル290	220円/１GB	なし	ほぼ通信不可
iijmio	２GBプラン	220円/１GB	あり	300kbps
mineo	マイピタ１GB	55円/100MB	あり	200kbps
LIBMO	３GBプラン	330円/１GB	あり	200kbps
HISモバイル	自由自在プラン１GB	200円/１GB	なし	200kbps
BIGLOBE	プランS	330円/100MB	あり	200kbps

データチャージで料金の安いのは、HISモバイル、日本通信、iijmioの１GBが200円台である。

翌月に余ったデータを繰り越せるのは、iijmio、mineo、LIBMO、BIGLOBEの４社。

基本的には、各プランで設定したデータ量を超えると、低速の速度に移行します。

LINEMOとiijmioは300kbpsと速度は速いけど注意も必要。

日本通信の場合はもっとすごい

データ超過後は、低速にならずアクセス制限がかかり公式サイトのみ閲覧になる。

通話料金

	プラン	標準電話	専用でんわアプリ
楽天モバイル	Rakuten Unlimited Ⅶ	22円/30秒	国内無料通話（楽天リンク）
Povo	povo2.0	22円/30秒	ー
LINEMO	ミニプラン	22円/30秒	ー
日本通信	シンプル290	11円/30秒	ー
iijmio	２GBプラン	11円/30秒	11円/30秒（みおふぉんダイアル）
mineo	マイピタ１GB	22円/30秒	10円/30秒（mineoでんわ）
LIBMO	３GBプラン	22円/30秒	ー 11円/30秒（かけ放題超過後）
HISモバイル	自由自在プラン１GB	9円/30秒	ー
BIGLOBE	プランS	20円/30秒	9円/30秒（BIGLOBEでんわ）

楽天リンクは無料で最高ですが、通話品質が悪く場所によって途切れることもある。

標準の電話は品質に間違いがない、いつも使っている電話の品質です。

そして、標準の電話で通話料が安いのは、HISモバイル、日本通信、iijmioです。

通話オプション

	プラン	プラン料金	５分カケホ	１０分カケホ	完全かけ放題	プラン＋完全かけ放題
楽天モバイル	Rakuten Unlimited Ⅶ	1,078円	ー	1,100円 （15分）	無料 ※１	1,078円 ※１
Povo	povo2.0	0円	550円	ー	1,650円	1,650円
LINEMO	ミニプラン	990円	550円	ー	1,650円	2,640円
日本通信	シンプル290	290円	ー	700円 （70分）	1,600円	1,890円
iijmio	２GBプラン	850円	500円 ※１	700円 ※１	1,400円 ※１	2,250円 ※１
mineo	マイピタ１GB	1,298円	550円	ー	1,210円	2,508円
LIBMO	３GBプラン	980円	550円	770円	1,430円	2,410円
HISモバイル	自由自在プラン１GB	550円	500円	ー	1,480円	1,980円
BIGLOBE	プランS	1,078円	600円 ※２	830円 ※１	なし	完全かけ放題 プランなし

※１は専用でんわアプリを使用する条件付き、※２は専用でんわアプリを使い、無料通話時間が３分

完全かけ放題で一番安いのは「楽天モバイル」ですが、通話品質は気になります。

au回線を使えるpovoは、通話品質No.1で納得できる。

日本通信とHISモバイルもdocomoの回線をを使えるので品質は安定しています。

魅力のサービス

全部つけたくなる、試したくなる、そんなサービスばかりです。

	プラン	イチオシサービス	内容
楽天モバイル	Rakuten Unlimited Ⅶ	楽天リンク （専用でんわアプリ）	２４時間完全通話無料
Povo	povo2.0	基本料０円	通信速度は128kbps
LINEMO	ミニプラン	LINEギガフリー （月額無料）	LINEアプリのトーク、音声通話 ビデオ電話のデータ消費がない
日本通信	シンプル290	１GB、290円 料金従量型	高速通信で業界最安値 １GB単位でデータ量の上限を設定
iijmio	２GBプラン	通話料半額	標準でんわアプリ、専用電話アプリ （どちらも通話料11円／30秒）
mineo	マイピタ１GB	パケット放題plus （月額385円）	データ通信1.5Mbpsで使い放題 ギガを使い切っても使える
LIBMO	３GBプラン	ドコモ回線	格安SIMなのに安心品質
HISモバイル	自由自在プラン	通話料No.１ （9円/30秒）	標準電話で通話料が業界最安値
BIGLOBE	プランS	エンタメフリー （月額308円）	You Tubeなどの対象のサービス どれだけ使っても通信量ゼロ

このイチオシサービスと組み合わせることで、個人のニーズにマッチしてきます。

自分に合った用途が大事

人には、それぞれニーズがあります。

電話を多くする人、LINEをメインで使う人、ネットをたくさん見たい人

通信サービス会社も、人に合わせたニーズのサービスを提供しています。

電話やSMSを多くする人

電話やSMSをメインでネットをしない人におすすめなのは【Povo2.0】

基本０円にトッピングとして、電話かけ放題をつけても1,650円です。

標準のau電話回線を使うので「通話品質はバッチリ」通話中に途切れることはありません。

詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください
👉【povo公式サイトへ】

LINEをメインにつかいたい人

LINEをたくさん使う人にドンピシャなのは【LINEMO】

無料で楽しめる「ギガLINEフリー」は、LINEで対象サービスの通信量がかかりません。

しかも、データ量も３GBあるのに990円とLINEする人にはお得です。

電話もネットも使った分だけ払う

画像をクリックすると公式サイトで確認できます。

基本的に月額料金を安くしたいと、考えている人におすすめは【HISモバイル】

プランも1GB590円からで、データチャージも200円／１GBと安い。

通話料も9円／30秒と安いので、10分通話しても180円と使った分を安く払う人向けです。

詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください
👉【HISモバイル】

ネットをたくさん使いたい人

画像をクリックすると公式サイトで確認できます。

月額は安く、ネットをたくさん使いたい人なら【mineo】がおすすめ。

1.5Mbpsと高速ではないものの、十分にネットを利用することができます。

詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください
👉【mineo公式サイトへ】

まとめ

今回は楽天モバイルと格安SIMのサービスを徹底比較してみました。

この記事をまとめると

今まで楽天モバイルを1ギガ以下で使っていた人、電話をあまりしなかった人は、解約を検討してください。

必ずあなたに合った通信サービスがあるはずです。

無理のない節約を実施してみませんか？